奈良県橿原市の鑑定評価
橿原市の不動産鑑定に精通した不動産鑑定士です。日本アプレイザルネットワーク株式会社香芝支店は公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の会員であり、奈良県橿原市をはじめ全国の最新の取引事例、賃貸事例を収集することが可能です。
弊社は、不動産鑑定士としての専門性とネットワークをベースに、奈良県橿原市をはじめ全国の不動産鑑定評価を得意としております。橿原市の不動産定評価でご相談があれば、日本アプレイザルネットワーク株式会社香芝支店まで、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
以下は、以前、橿原市の不動産鑑定評価を行ったときに地域要因の分析で記載した文章の一部です。
① 市区町村の概況
橿原市の市域面積：39.52平方キロメートル
面積 39.52平方キロメートル
人口密度 3,172人／平方キロメートル
a． 沿革
橿原市は、東西約7.5㎞、南北約8.3㎞、面積39.52k㎡で、昭和31年に奈良県下で5番目の市として発足し、現在では奈良市に次ぐ第2の都市で、現在では中和地域の拠点都市となっている。奈良県のほぼ中央に位置し、全体的に起状が少なく、市内中央部には飛鳥川、西には曽我川が流れている。大和三山や藤原京跡、近世の町並みを残す今井町など、歴史的文化遺産が点在している。
b． 人口の状態
約10年間の傾向では人口はほぼ横這い、世帯数は微増加傾向にある。
c． 交通施設の状態
JR桜井線・近鉄大阪線・橿原線・南大阪線・吉野線が交差する交通の要衡であり、市内にJR線3駅、近鉄線10駅の合計13駅があり、大阪都心部・奈良市内・京都へアクセスしている。バス路線も発達し、近鉄大阪線「大和八木駅」を起点として市内各住宅地域のほか、吉野、五條、御所等遠距離地域とも連絡している。
d． 道路整備の状態
幹線道路として、南北に国道24号、国道169号、東西に国道165号（大和高田バイパス）が市内を走っている。市道に関しては、今井町付近において畝傍駅前通線及び今井五井線が事業中である。その他に、京奈和自動車道、中和幹線の市内区間は供用を開始している。
なお、市道、市域内の国道は全て舗装済みである。
e． 供給処理施設の状態
上水道の普及率は慨ね100％となっている。公共下水道の処理区域面積は955.3haで、普及率は69.1％（平成24年4月1日現在）。都市ガスは、大和ガスがほぼ全域を供給している。
f． 商業施設の状態
近鉄大阪線「大和八木」駅周辺と近鉄橿原線「橿原神宮前」駅周辺に商業施設が立地する。規模・機能面で圧倒的に前者の方が大きく、近鉄百貨店橿原店のほか、銀行店舗や一般の小売店舗が集中しており、繁華性・顧客の吸引性等も優れている。
この他、国道24号や169号沿いに飲食・小売等の路線商業型店舗が建ち並んでいる。
近年店舗の大型化及びロードサイト化に伴い、曲川町の国道24号沿いに大規模商業施設「ダイヤモンドシティ・アルル」（現：イオンモール橿原アルル）が平成16年に開業（平成20年11月増床リニューアル、延床面積約225,000㎡）し、橿原市のみならず、広い地域からの顧客を集めている。
g． 商圏及び顧客の状態
近鉄百貨店が存する近鉄「大和八木」駅周辺は中和地区を代表する商業地域であり、北は田原本町、東は宇陀市、南は吉野方面まで、広域的な商圏を形成している。将来的には土地区画整理事業の完成により、さらなる集客が期待される。一方、「橿原神宮前」駅周辺の商業地域は、国道169号沿いの沿道サービス型店舗と、主として背後地の住民を対象とした、日用品を扱う近隣型の店舗が多い。
郊外型の大型ショッピングセンター「イオンモール橿原アルル」は、近鉄「大和八木」駅周辺と同様広域的な商圏を有しているが、顧客層は若干異なり、競合の程度は低いものと考えられる。今後、将来的な土地需要に関する影響の度合いを注視していく必要がある。
h． 将来の動向・その他
中南和地区の交通の要所であり、大阪・京都・奈良の都心部へ1時間前後で到着できることもあり、今後もこれら地域のベッドタウンとして推移していくことが見込まれる。
一方、大和三山や藤原京跡、近世の町並みを残す今井町（伝統的建造物群保存地区）など、隣接する明日香村とともに歴史的文化遺産が点在していることから、歴史観光都市としての発展も見込まれる。
橿原市の不動産鑑定評価については、弊社までお気軽にご連絡下さい。
不動産鑑定業 国土交通大臣登録（1）第274号
日本アプレイザルネットワーク株式会社香芝支店
〒639-0223
奈良県香芝市真美ヶ丘3丁目10番15
TEL:0745-71-3880
FAX:0745-71-3881
